2017年07月21日

防災バスツアーで得た知識をさらに深める みんなのHUG講習会

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「人と未来防災センター」バスツアーから2週間後の6月24日(土)、ツアー参加者の中からの6名と、今回が初体験の防災会メンバー(区政協力委員)らが参加してHUG講習会が開催されました。

午前中は、見付消防団による「三角巾の使い方」講習のあと、名古屋市上下水道局からかけつけた2名の職員が見守るなか、地下式給水栓を開いて緊急給水ができるようにする訓練を行いました。

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見付小正門の西側道路脇にある地下式給水栓

昼食後、HUG(避難所運営ゲーム)を実施しました。HUGは、参加者が避難所を運営する立場になり、次々に押し寄せてくる様々な事情を抱えた避難者たちを、避難所の体育館や教室に適切に配置していく疑似体験ゲームです。

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見付小体育館の平面図の上に、避難者に見立てたカードを配置していく

ゲームでは予想外の出来事に対応しつつ、困難な事態を運営側として解決するために活発に意見を交わしてゲームを進めました。

ゲーム後の反省会では、解決困難だった問題点や事前準備を要する事柄を確認。みつけ防災会では、この情報を大切にし、これからの減災活動に役立てていきたいと考えています。
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「阪神・淡路を見たいま もう、すぐに行動しなくてはと思いました」 平成29年度 見付学区防災研修バスツアー

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6月11日(日)、小学生4人を含む地域住民29人と、消防団・防災会の総勢46人が神戸市の「人と未来防災センター」を鯱バスで訪問しました。
まずは、語り部の野村氏の講演。当時の体験に基づき「助けあいの大切さ」を伺いました。その中で7歳から79歳までの男女が参加した見付学区のツアーについて、「各年代がバランス良く参加していてすばらしい。こういう地域活動が大切だ」と野村氏からお褒めの言葉をいただきました。

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語り部の野村氏

次に最上階にある「1.17シアター」に入りました。ここでは激しい映像と轟音と光で都市が破壊されていく様を体験。呆然としたままシアターを出ると、そこには震災直後の崩れかかった街の様子が再現されており、薄暗い露地をふらふらと歩いて「大震災ホール」に移動。復興に向けたまちと人の課題をドラマで学びました。(ここは撮影禁止なので写真をお見せできません)

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真剣な表情で震災の記録を見る参加者           復興への道のり

その後「震災の記憶フロア」で当時の“遺物”展示や記録を見学。次に「防災・減災体験フロア」に下りて具体的な減災対策を体験学習しました。

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液状化の実験に興味津々の子どもたち

研修コースの最後は「こころのシアター」。東日本大震災のドキュメンタリー3D映像を鑑賞し、約2時間の衝撃的な体験学習を終えました。

午後は神戸港のメリケン食堂で昼食のあと、「灘の生一本」で名高い菊正宗酒造記念館を訪れ、試飲やショッピングを楽しみました。
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